【ひのきのはなし】ひのき材の特性って?木ヤニ(樹液)って?お手入れ方法もご紹介


古くから日本で使われてきた木材、ひのき。家具の里でも、ひのきを使った商品を取り扱っています。さわやかなひのき特有の香りや、ひのきならではの特性など、今回はひのきのあれこれを紹介してみます!
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ひのきの香りの秘密、フィトンチッド
ひのき特有のあの爽やかな香り!まるで森林浴をしているような気持ちになりませんか?ひのきには「フィトンチッド」という成分が含まれていて、香りだけではなく、さまざまな効能があります!たとえば・・・
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■安眠作用
ひのきの香りは血行を良くしたり、脈拍が安定する効果が。
自律神経を整えるといわれる「フィトンチッド」。リラックスできて、安眠効果が期待できそうです!
■消臭作用
森林では多様な生命活動が行われているけれど、実際に足を運んでみると、清潔感のある爽やかな空気が広がっています。これは、アンモニアや二酸化硫黄などに対する森林の消臭効果が働いているから!
黄色ブドウ球体や大腸菌などに抗菌性を示すことが証明されています。
■防ダニ・防虫効果
ひのきの香り成分は昆虫にとって不快に感じるものです。古くからひのきの精油などは害虫の駆除剤として使用されていることからもその効果がよく分かりますね!
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ひのきならではの表情?節について
枝葉のある自然の木から作り出される木製品には、「節」がでてくることがあります。
節とは、木を切り出したときにあらわれる枝の断面のことで、針葉樹に多く見られると言われています。
家具の里でも、色々な商品で使用されている材、「ひのき」も針葉樹の一つです。
節ひとつひとつが、違った表情を見せてくれて、少しずつ異なる木の個性を楽しめます。
そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか?
𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 色々な表情の節たち(例) 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣
■家具の里で取り扱っている ひのき材を使用しているアイテム例
天然の針葉樹特有の、木ヤニ(樹液)について
ひのき材を使用した商品をお届けした際、「木についているペタペタしたものはなんでしょうか?」とお問合せをいただくことがあります。これは、天然の針葉樹特有の木ヤニ(木の樹液)かもしれません。
・触るとペタペタしている
・透明感のある淡い黄色・オレンジ色が多い
・自然由来のもので、ひのきの良い香りの元にもなる
・天然の木材特有のものなので、人工的にコントロールできない
・木目に沿ってじわ~っと出てくる場合や、ぽつぽつと出てくる場合など、様々な出方をする
・木ヤニが出るのか・出ないのか、どのくらいの量や期間出るのか・・・などは、木によって異なる
木製家具から木ヤニが染み出てくるのは、科学処理や薬品等を使って加工していない証でもあります!安心感がありますね。
では、木ヤニが出たらどうしたらいいのか・・・?
続いて、ご自宅でできるお手入れ方法についてご紹介します!
木ヤニが出たら?お手入れ方法をご紹介
(1)お湯を使用したお手入れ
手順1:温かいお湯(60℃ほど)につけて絞った布やキッチンペーパーなどを用意する
手順2:手順1で用意したタオルなどを、木ヤニに数十秒あてる
手順3:木ヤニが柔らかくなってきたら、そのまま拭き取る
(2)エタノール(アルコール)を使用したお手入れ
手順1:市販の消毒用エタノールを布やコットンなどに染み込ませる
手順2:手順1で用意した布などで、木ヤニを拭き取る
【注意】この方法は、エタノール使っても商品の塗装剥げないか事前確認が必要です!
どちらの方法でも拭き取った後は、しっかり風を通して乾燥させて、カビのリスクを回避しましょう!
また、拭き取っても出てくる場合は、木の中にまだ木ヤニが残っている状態かもしれません。
是非、定期的なお手入れをお試しくださいね。
お手入れチャレンジ!拭き取りの例
家具の里でも、木ヤニのふき取りにチャレンジしてみました。
何度かふき取りの回数を重ねて、画像の右側のような状態にまで変化しました。
こちらはあくまでも例ですが、
木でできた製品にはお手入れの時間も生まれてしまうものの、
その分、大事に育てた、と、愛情が注げる機会になるかもしれません。
なが~くご愛用いただく為にも、定期的なお手入れを楽しんでもらえたら嬉しいです!
今回は、家具の里でも、色々な商品の材として使用されている、ひのきのあれこれについてご紹介してみました。
ご購入前のご参考に、ご購入後のお手入れの参考になればと思います!