バスに乗り込み出発。
初めての見知らぬ人たちとのツアー。
最初はちょっと緊張気味です。
山のふもとに到着。

入る前にしっかりヘルメットをかぶって安全対策します。
険しく急な斜面なのでゆっくりゆっくり。
お兄ちゃん、お姉ちゃんについてきた
小さなお子さんもいるので大人たちがフォローします。
林の奥深くに入って下から木を見上げると、
何だか幻想的です。
山の木って近くで見るとこんなに大きいんだね。
初めての景色に圧倒されます。

この場所は他の場所よりもしっかり手入れされているので

日が中まで入ってきて木が大きく育つことができるんです。
きこりさんに木や森に関する説明を受けます。
本格的に伐採するには
まだまだ木が大きく成長しなければいけません。
そのための手入れには非常に
多くの時間と資金が必要になります
森は、みんなの暮らしに大切な良い環境を作っているんだよ。

そう聞いて、うんうんとうなづく子供達。
それでは早速木を切ってみましょう。
まずは倒したい方向を計算して木にくぼみを入れます。
このくぼみが倒れる方向です。
そして、倒れる方向の後ろ側から切っていくと
大きな音を立てて倒れます。
切った木の年輪を数えて見ましょう。
この木は何歳かな?
う〜んと。30歳以上。
この木はそれくらい前に人の手によって
植えられた木なんだね。
続いてもう少し大きな木を切ってみました。
倒れる音もすごかったけど、切り株の大きさもすごいね。
匂いはどうかな?「良い匂い〜」と大喜び。
切った木をふもとまで下ろして記念撮影。

この後、この木をこのまま製材所へ運びます。
製材所へ行く前に、ピクニック気分でお弁当タイム。

みんなでおいしく頂きました。
食事の後はみんなでブランコ遊びや鬼ごっこ。

のんびりと親子の大切な時間です。
さあ、バスに乗り込んで、次は製材所へ。

緊張していた朝とは違い。もうすっかりリラックスです。
先ほど切った木を、そのまま製材所で板にしてもらいます。
ごろごろと転がした先には
大きなのこぎりの付いた機械が待ち構えています。
機械でグイーンと送ると、

あっという間に木が削られていきます。
すごく大きな音。でも近くで見たい。

子ども達は恐る恐る機械のそばへ行きます。
しばらくたつと大きな音にも慣れて、
じっと機械を見つめています。丸い木が、見る見るうちに
平たくなっていく姿が印象に残りました。
製材所を後にして、次に到着したのが家具の製造工場。

ここでは、ヒノキ材を使ってイスを作っています。
平たい板が、今度はいろんな小さな形に変わっていきます。
あの大きな木が、自分達の使うイスやつくえに
変身するんですね。
工場のお姉さんが、木のお守りを用意してくれました。

これに穴を開けて、好きな絵を描こうと言う提案です。
初めて見る機械を触らせてもらう。今までにない経験。
でも危険だから充分気をつけて。
みんな穴あけ作業を楽しみます。
女の子も挑戦。うまくできるかな?
その姿は真剣そのもの。
みんなで絵を描こう。
何を書こうかな。
僕は、大好きなネコの絵を描いたよ。


ツアーの最後にギターのお兄さんが登場。
このお兄さんは、「つくえつくろう」のテーマソングを
作ってくれました。
楽しい曲に、みんなが聞き入ってます。
森の見学から始まって、最後はコンサート。大満足の一日でした。
次回からは、つくえづくりのスタートです。




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